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車検証に「U61V」や「DS17V」と書いてあっても、それが何代目のミニキャブなのか、ぱっと分からないですよね。
結論から言うと、型式の頭が「U」なら三菱の自社生産時代、「DS」ならスズキ製のOEM時代です。ミニキャブは1966年の初代から数えて、バンは8代目、トラックは7代目が現行にあたります。
この記事を読めば、手元の型式が何年ごろのどんなモデルかを、表で照らし合わせて確かめられます。
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ミニキャブは何代目まである?歴代の一覧
三菱が自社で作っていたのは6代目(1999年〜)まで。2014年の7代目からバンとトラックはスズキ製のOEMに切り替わりました。EVだけは今も三菱の自社生産です。
まずは全体像です。発売年と型式を並べると、こうなります。
| 世代 | 発売 | 型式 | ひとことメモ |
|---|---|---|---|
| 初代 | 1966年5月 | LT30/31 | 2サイクル2気筒。トラックから登場 |
| 2代目 | 1971年5月 | T130/131 | |
| 3代目 | 1976年5月 | L012/013/015 | |
| 4代目 | 1984年6月 | U11/12/14/15/18/19 | 3気筒に。1989年に上級版「ブラボー」 |
| 5代目 | 1991年2月 | U41/U42 | |
| 6代目 | 1999年2月 | U61/U62 | セミキャブオーバー化。三菱自社生産の最後 |
| 7代目 | 2014年2月 | バン DS64V/トラック DS16T | スズキ製OEMに切り替え |
| 8代目(バン) | 2015年3月 | DS17V、2026年5月からDS18V | 6代目エブリイのOEM |
出典は年表の補助としてWikipediaを使い、現行型は三菱公式のニュースリリースで確かめています。
トラックは2014年のDS16Tが、世代交代なしで今も続いています。改良を重ねているだけなんです。

型式の頭文字で世代が分かる
『車検証の型式欄、どこを見ればいいの?』という方も多いはずです。見るのは英字の部分だけで大丈夫です。
| 型式の書き方 | 世代 | 作っている会社 |
|---|---|---|
| LT30・LT31 | 初代 | 三菱 |
| T130・T131 | 2代目 | 三菱 |
| L012・L013・L015 | 3代目 | 三菱 |
| U11〜U19 | 4代目 | 三菱 |
| U41・U42 | 5代目 | 三菱 |
| U61・U62 | 6代目 | 三菱 |
| U67V・U68V | ミニキャブ・ミーブ(旧EV) | 三菱 |
| U69V | ミニキャブEV(現行EV) | 三菱 |
| DS64V・DS17V・DS18V | 7代目以降のバン | スズキ |
| DS16T | 7代目以降のトラック | スズキ |
末尾の「V」はバン、「T」はトラックを表しています。U61VならU61系のバン、U62Tなら同じ世代のトラックという読み方です。
「L015」に「G」などが付いた型式も見かけますよね。これは3代目の型式に、仕様を表す記号が付いたものです。
何の仕様かは年式で変わるので、車検証全体で確かめるのが確実です。
新しい車は「3BD-DS18V」のように、型式の前に排ガス規制などを表す記号が付きます。世代を見分ける時は、ハイフンの後ろの英数字だけ見れば足ります。
車体番号と年式で確かめる方法
型式だけでは、6代目の前期か後期かまでは分かりません。そこで使うのが車体番号(車台番号)です。
車台番号は「型式+連番」の形になっていて、車検証に載っています。連番が大きいほど、新しく作られた車だと考えてOKです。
- 車検証の「型式」欄を見て、英字の頭が「U」か「DS」かを確かめる
- 上の表で世代を照らし合わせる
- 「初度登録年月」を見て、発売年との前後関係を確かめる
- 部品を買う時は「車台番号」を部品店や整備工場に伝える
ここが大事なところです。年式と型式がずれて見えることもあります。
新車で登録された月が、発売や改良の直前直後だったケースです。
例えばこんな場面です。
「2015年式なのに型式がDS64Vなんだけど?」
「改良の切り替え前に作られた在庫車が、2015年に登録されたのかもしれませんね」
迷ったら車台番号で部品検索してもらうのが一番早いです。
型番と型式はどう違う?
『型番』と言われると、部品の品番と混ざって分かりにくいですよね。車の話で型番と言う時は、たいてい車検証の型式のことです。
部品の品番は、同じ型式でも年式で変わることがあります。ネットで部品を買う時は、型式だけで選ばずに品番まで照らし合わせてみてください。
| 呼び方 | どこに書いてある | 使う場面 |
|---|---|---|
| 型式 | 車検証の「型式」欄 | 世代を見分ける、保険や税の手続き |
| 車台番号 | 車検証の「車台番号」欄 | 部品の検索、年式の細かい確認 |
| 部品の品番 | 部品本体やパーツカタログ | 部品を注文する |
U61V・U62T・U42Tなど旧型の特徴
中古で探す人が多いのは、5代目のU41/U42と、6代目のU61/U62です。
| 型式 | 世代 | 時期 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| U41・U42(U42Tなど) | 5代目 | 1991年2月〜 | 軽の規格が今より小さかった時代の車体 |
| U61V・U62V | 6代目 バン | 1999年2月〜2014年 | セミキャブオーバー。3G83エンジン |
| U61T・U62T | 6代目 トラック | 1999年2月〜2014年 | 同じく3G83エンジン |
6代目は2003年8月から2013年11月まで、日産へもクリッパー(のちのNV100/NT100クリッパー)として供給されていました。中身が同じ兄弟車がいるわけです。
『じゃあU61Vの燃費は?』と気になりますよね。ただ、当時の燃費の測り方は今のWLTCと違うので、現行の数字と横に並べると誤解のもとになります。
カタログ値は年式とグレードで違うため、この記事では載せていません。
U61/U62の持病や整備のコツは、三菱自社生産のミニキャブの弱点と整備ポイントで詳しく解説しています。
6代目は一番新しい車でも2014年までの生産です。年数が経っているぶん、ゴム部品や冷却系の傷みは個体差が大きいんです。整備記録の有無で選ぶのが安心です。
旧型のグレード名で探す方もいますよね。VX-SE、V30スペシャルエディション、LE、VXといった名前は、旧型時代のグレード名や特別仕様車の名前です。
同じ名前でも年式で装備が違うので、名前より車台番号で中身を確かめておきましょう。
初代・昔のミニキャブと旧車の探し方
初代は1966年5月、まずトラックとして登場しました。エンジンは2サイクル(ツースト)の2気筒です。
『昔の三菱の軽トラって、こんな顔だったんだ』と写真で興味を持つ方もいるはずです。4代目で3気筒になり、1989年には上級版の「ミニキャブ ブラボー」が加わりました。
ブラボーという名前は、今もミニキャブ バンの最上級グレード名として残っています。
古い世代ほど、燃料の供給はキャブレター式が中心です。電子制御の燃料噴射とは整備の勝手がまるで違います。
どの年式からどちらかはエンジンで変わるため、エンジン型式で確かめてみてください。
- 車検証の型式と車台番号が実車と一致しているかを確かめる
- 「燃料の種類」欄を見て、ガソリン以外(LPG・CNGなど)でないかを確かめる
- 部品が手に入るかを、整備してくれる店に先に聞いておく
- ネットオークションの個人売買は、名義変更と車検の残りを確認する
LPG仕様やCNG仕様のミニキャブを探す方もいます。ただ、設定された時期や燃費の公式値は確かめきれていません。
燃料が違うと整備できる店も限られるので、車検証の燃料欄で確かめておくのがおすすめです。
丸目のキットについても触れておきます。古い世代の丸いライトの顔に寄せる外装キットが、後付けパーツとして出回っています。
純正の旧型とは別物なので、車検に通る作りかは販売元に確かめてください。
古い軽トラや軽バンは海外へ輸出されることもあります。手放す時に値段が付くこともあるので、廃車と決める前に査定を取ってみるのもひとつの手です。
現行モデル(DS18V・DS16T・U69V)の位置づけ
いま新車で買えるのは、次の3車種です。価格は各改良後のメーカー希望小売価格(消費税込)です。
| 車名 | 現行型式 | 最新の改良 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| ミニキャブ バン | DS18V | 2026年5月28日 | 1,439,900〜2,026,200円 |
| ミニキャブ トラック | DS16T | 2026年2月5日 | 1,311,200〜1,677,500円 |
| ミニキャブ EV | U69V | 2026年9月17日 | 2,541,000〜2,651,000円 |
バンのDS17VからDS18Vへの変更は、フルモデルチェンジではありません。2026年5月の一部改良で型式が変わったものです。

2026年の改良で何が変わったかは、ミニキャブの2026年改良で何が変わったかにまとめています。
EVにも歴史があります。2011年12月に出た「ミニキャブ・ミーブ」(U67V/U68V)が2023年11月で終わり、2023年12月から今の「ミニキャブEV」(U69V)になりました。
電池は16kWhから20.0kWhに増えています。
旧EVを中古で検討しているなら、ミニキャブMiEVの中古は買いかを先に読んでおくと判断しやすいです。
中古で探すなら世代ごとにここを見る
結論から言うと、仕事で毎日使うならDS17V以降、趣味で古い型を楽しむならU61/U62以前、という分け方が現実的です。
| 探している型 | 向いている人 | 先に見ておきたい所 |
|---|---|---|
| DS17V・DS18V | 毎日の仕事や通勤に使う | 走行距離と整備記録 |
| DS16T | 農作業や現場で使う | 荷台のサビと4WDの切り替え |
| U61V・U62V・U61T・U62T | 安く手に入れたい・仕組みを楽しみたい | 冷却系とエンジン不調の有無 |
| U41/U42以前 | 旧車として楽しみたい | 部品の入手先と整備できる店 |
例えばこんな相談です。
「U61Vの安い個体を見つけたんだけど、買っても大丈夫?」
「整備記録があって、冷却系に手が入っていれば候補になりますよ」
軽貨物の4ナンバーなので、新しい型なら軽自動車税は年5,000円、車検は2年ごとです。古い車は年数で税が重くなる仕組みがあるので、購入前に確かめておくと安心です。
中古で年式や型式をしぼって在庫を見たい時は、ポータルの条件検索を使うと早いです。
新車と迷っているなら、値引きの目安をミニキャブの値引き相場と限界額で確かめてから比べると、総額の差がはっきりします。
ミニキャブに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
ミニキャブへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
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よくある質問
ミニキャブは今何代目ですか?
バンは2015年3月登場の8代目(現在の型式はDS18V)、トラックは2014年2月登場の7代目(DS16T)です。どちらもスズキ製のOEMです。
U61VとU62Vの違いは何ですか?
どちらも6代目のバンの型式で、駆動方式などの違いで型式が分かれています。整備や部品選びでは、型式に加えて車台番号を伝えるのが確実です。
DS17VとDS18Vは別の車ですか?
同じ8代目のバンです。2026年5月28日の一部改良で型式がDS18Vに変わりました。フルモデルチェンジではありません。
型式はどこで確かめられますか?
車検証の「型式」欄に載っています。車台番号も同じ車検証にあり、型式と連番の組み合わせになっています。
ミニキャブEVはエブリイがベースですか?
いいえ。ミニキャブEVは三菱の自社生産で、旧ミニキャブ・ミーブの流れをくむ車です。エブリイのOEMなのはバンとトラック(キャリイ)です。
まとめ
- ミニキャブは1966年の初代から続き、6代目(U61/U62)までは三菱の自社生産
- 2014年からバンとトラックはスズキ製OEM。型式の頭が「DS」になる
- 現行はバンDS18V、トラックDS16T、EVのU69Vの3車種
- 世代は型式の頭文字で、細かい年式は車台番号で確かめる
- 旧車は燃料の種類と部品の入手先を先に確かめておく





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